秘書

経歴の高さを求められる

近年では、昔と違って秘書も中途採用が増えている職業として有名です。

その理由ですが、秘書としてのスキルを持っている人はあまりいないからです。
スケジュール管理しているだけの仕事だと思っている人もいますが、来客者に対する対応力であったり、外国人とのコミュニケーションも求められるため英語力も必要です。
そのため秘書として管理能力が長けていればそれで良い・・・というわけではないのです。

なによりも秘書は冷静さが大事です。
場合によっては、会社の社長、もしくは重役と一緒に営業先の企業を訪問する必要がありますので、先に用意しておいた話などを丁寧に話せるような人でなければ、秘書は難しい場合が多いでしょう。
要約すると、重要な話をまとめる際に介助するのが秘書の仕事です。
冷静でなければ、営業の話についても旨味のない話になってしまうかも知れませんし、会社に泥を塗るような行為に草頭することだってあります。

このようにかなり特殊な仕事内容となっているのですが、秘書には秘書だけの利点もあります。
それは意外と自由に時間を使える職業という点です。
秘書は、秘書としての勤務を終えると帳簿処理などの作業しかありませんので、その時間を有意義に使える人であればあるほど、有能と認められることが多いのです。
サラリーマンとして勤務する場合、与えられた仕事をこなすだけ・・・という暗黙の掟がありますが、秘書は自由に行動して良いので能力が高い人ほど評価も著しいという魅力があります。

このような優遇は他の職業ではあまり見られないでしょう。
自分に対して厳しく、上昇志向がある人であれば秘書に向いているとなります。

給与がかなり高い

秘書は給与がかなり高いです。
中途採用の場合でも、平然と30万円以上で設定されていることが多く、特にリスクのようなものもありません。

このような給与をいただく場合、拘束時間が長いなどのリスクがあるものですが、秘書は平均的な勤務時間と変わらずに勤務できるのです。
また、勤務内容が変更となった際は手当なども出るようになっています。
つまり、率先して新しい仕事を取れるようになればなるほど、意外なところから収入が得られるようになっているのです。

このような扱いはサラリーマンなどでは発生しません。
年間で概算されている年収を超えることはありませんので、速やかに能力が給与として反映されるのは、秘書のような一部の職業だけとなります。
そのため、秘書として勤務されている人の中には、秘書以外の多くのキャリアを積んでいる人までいるのです。

■ 秘書になるための参考サイト
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