看護師

コミュニケーションが多い

看護師というと、テキパキと動いているイメージがありますが、実際はそこまで体を動かす仕事ではありません。
良く体を動かしている看護師というのは、老人ホームなどで勤務されている看護師です。

なぜ、病院と老人ホームで違いがあるのか?というと、老人ホームでは良くベッドメイキングをするからです。
ベッドメイキングというのは、シーツの取り替えであったり、シーツの洗濯、シーツを干すといった行動のことです。
これらの作業は大きな病院になると、看護師が一部の仕事をするだけで終わるため、看護師がすべての作業を行うわけではないのです。

テレビドラマなどを見ていると、看護師が屋上でシーツなどを干していたりしますが、今ではこのような流れで仕事をこなす割合は減っています。
昔と比べて、看護師の数はそれほど多いわけではありませんし、年齢によっては仕事されていない割合も増えてきているのです。
結婚されて専業主婦になる人もいれば、仕事内容がキツイため他の仕事に転職される人も多いとされているのが看護師。
昔は看護師というだけで、病院では高い需要があり給与も安定していたのですが、今では昔に比べて看護師の給与も大きく変わってきているのです。

診療所などのほうが適度に勤務できるため、病院からそちらへ転職される人も増えています。
なにより、先ほどのベッドメイキングのような仕事以外でコミュニケーションも大切となるので、人間関係で疲れる人も多いのが看護師の悩みです。
そのため、勤務時間が長時間化しないような環境で勤務するのも大事。

このような面のケアがされているかどうかが、看護師として長期勤務が可能となるのかの分水嶺となっています。

主な仕事はケア

看護師の仕事内容ですが、ベッドメイキング以外ではケアに関する仕事が多いです。
有名なものでは医師の補助として勤務することが多く、医師に代わって患者の症状をチェックするのも看護師の仕事です。

その際に治療で必要となるものを用意する必要もあるため、人によっては薬品の管理ばかりされている看護師もいます。
勤務先によって仕事内容が変わってきますので、広範囲に仕事をこなせる人ほど看護師とは相性が良いでしょう。
主な看護師の仕事では、注射、採血などを医師に代わって行うことが多いです。
不器用な人では、これらの仕事で迷惑をかけてしまうことが多いため、看護師にとっては大きな壁と感じる人までいます。
他にも食事の時間になってからは配達作業が待っていますし、お風呂の時間になった際には患者をお風呂場まで連れて行くなどのケアが必要となります。

細かいことを嫌がらず、人のために仕事ができる人でなければ看護師という仕事はキツイでしょう。