メイクアップアーティスト

業界と親しくなれる

テレビなどに出演する俳優さんに対して、お化粧をするのがメイクアップアーティストの仕事です。
昔は、メイクアップアーティストというと舞台に出るような役者さんのアーティストとして親しまれていました。

ですが、現代ではそれほど舞台の数、もしくは劇場で劇を披露する数が減ってきていますので、あまりメイクアップアーティストが活躍することも無くなってきているのです。
その代わり、テレビ業界では必要とされる職業として、メイクアップアーティストは人気が高いです。
なにより専属として勤務できることも多いため、腕前が評価されるようになると指名が入るようにもなります。

人によっては、有名なモデルさん、タレントさんの専属メイクアップアーティストとしてテレビ出演される人までいるのです。
このような役回りまで用意されている裏方というのは、テレビ業界でもあまり存在しません。
また、オリジナルのメイクアップを極めた際には、テレビ出演だけでなく雑誌で紹介されるようにもなります。
メイクアップというと、他にも対応されている職業が存在するように思われていますが、舞台やテレビの世界ではそれほど多く存在しないのです。

腕前が認められる職業でもあるので、向上心がある人にはオススメの職業と言われています。
また、モデルさんやタレントさんと仲良くなれるのも、メイクアップアーティストの利点でしょう。
テレビで話題のモデルさん、タレントさんと会話ができる上に友達まで紹介されることがありますので、コミュニケーションに自信がある人もメイクアップアーティストとは相性が良いということです。

ただ、業界で勤務することが多い仕事なのでスケジュール管理は厳しい・・・と思っておきましょう。
実際にメイクアップアーティストを辞めてしまう人は、勤務時間が異様に長いため長く続かなくて辞めてしまうというケースが多いのです。
体力勝負なところもあるのが、メイクアップアーティストの難点となります。

フリーランスとしての道もある

将来的に契約という形でフリーランスになることもできます。
通常であれば、派遣に近い形で勤務することになりますので、自分で好きな道を歩みたい方はフリーランスについても検討されてみると良いです。

給料についても、ちょっとした自営業なみの収入を得ている人もいます。
通常では、50万円以内で勤務されている人が多く、メイクアップアーティストとしてアシスタントに付く場合は、20万円前後・・・とあまり給料が高くないことも有名なのです。
勤務時間の割にメリットがないと感じる人もいるため、他の職業と比較してもメイクアップアーティストはフリーランスが多い職業でもあります。