製造系

工場によって仕事内容が違う

パートやアルバイトをしていた人が、しっかりと正社員として勤務したいということで応募する求人先では、製造系が多いとされていますが大きくは間違っていません。

というのも、採用人数に大きな違いがあるからです。
パートやアルバイトでは若干名となっていることが多いのですが、正社員では5名以上採用を検討しているケースが多く、製造系以外ではこれほどの人数を採用しているケースが稀です。

また、新社員を採用しているのにどうして求人が安定して発生しているのか?と、疑問に思う人もおられるでしょう。
その理由ですが、製造系では新社員ほど3ヶ月程度で辞めていかれるケースが目立つからです。
昔は、長く腰を据えて勤務される人が多かったのですが、現代においてはキャリアアップを目指す人もいるため、上昇志向が強い人ほど製造系を辞めてしまう傾向にあるとされています。
つまり、長く腰を据えて働きたい、覚えた作業を丁寧にこなすのが好きという人であれば、製造系との相性が良いのです。

それと、勤務先の工場でなにを作っているのかはハッキリさせておいたほうが良いです。
なにを作っているのかによって、製造系は仕事の内容や給料が大きく違ってきます。

例えば、電子部品を作っている工場であれば清潔な環境で勤務できるようになっているのですが、クリーニングルームに入る、その後室内用の服に着替える必要がありますので、細かい作業は必然的に多くなります。
逆に鉄製品などを取り扱っている工場であれば、作業服に着替えるだけで勤務できるようになっていますので、作業場所のルールが細かい場合は仕事の意欲があまり出ない・・・というのであれば、電子部品を取り扱っている工場以外で勤務先を探したほうが良いかも知れません。

ただ、キレイな作業環境だけでなく、食事などの世話をしてくれる点で電子部品を作っている工場は人気です。
勤務されている人数も社員数では1000人を超えることがありますので、社宅や食事に関するサービスは豊富だと思っておいて良いでしょう。
また、電子部品の製造系であってもスキルは要求されないことが多いです。
重要なのは勤務を長く続けていけるかとなります。

夜勤専属も存在する

製造系というと、夜勤のみで勤務したいのに勤務先が見つからないということもあります。

ですが、二交代制の場合に夜勤のみで勤務できませんか?と質問をしてみると、意外と夜勤専属が認められることもあるのです。
求人にその旨が書かれていない場合でも、必要であれば質問しておくことが大事なのです。

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